旅慣れたバックパッカーの信頼を長く獲得してきたイギリスCabinZero定番バッグ。優れた性能と36L大容量で超軽量。

CabinZero classic

イギリス本国をはじめ、世界のバックパッカーに熱い信頼を得ているバックパック「CabinZero」。1993年、英国人バックパッカーであり、現在も同社の創業者CEOでありバッグのデザイナーでもあるニール・バーデンによって作られた伝説的なバックパックがこの「Classic」です。

旅行に達者な人たちはもちろん学生たちの教科書や身の回りバッグとして多くの信頼を得てきた「CabinZero」の人気の秘密は、リーズナブルで軽く、耐久性があること。現在は多くのコピー品やこのバッグをお手本に作られたバッグが数多く存在しますが、その原型として改良を加えながら作り続けているのがこの「CabinZero classic」です。

旅の安全を守り、その過程でより快適に過ごすためにニールが辿り着いたのは「旅の荷物は機内に持ち込める手荷物ひとつだけにまとめる」ことでした。そこで彼はこの「機内持ち込みバッグ」を基本に据えながら自分用に作り上げたのがこの「classic」。容量は36リットルと数日の着替えはもちろん、サイドの固定ベルト、肩に馴染むハーネス、ノートパソコン収納、さらには旅の安全のための仕組みを備えています。

本体の素材には強靭で優れた耐久性の1000デニールのナイロンに撥水コーティングを施し、バッグの重量はわずか700グラムと極めて軽量。

外見は極めてシンプルで飽きないデザイン。カラーはグレーやブラックなどの落ち着いた色合いを揃え、特に自分自身のバッグであることが一目でわかるオレンジ色は「CabinZero」を代表するカラーとして、1993年の登場以来人気のある色合いです。

Supported Products


16インチサイズのノートパソコンやタブレットPC専用ポケット

Sizes


幅31x高さ45x奥行き20cm

Weight


700グラム

Capacity


36リットル

Material


耐水コーティング 600 デニール ポリエステル

Designer


ニール・バーデン

Brand Name


CabinZero(イギリス)








9




























Product Guide








「CabinZero」のバッグの基本的な考え方は、旅の途中の安全性を考えること。そこでしっかりした収納力を備えながらも、ポケットや収納性能は必要最低限。ポケットやジッパーの数を増やしてしまうことでバッグの重量が重くなってしまったり、移動中に破損してしまう可能性を出来るだけ減らす、という設計です。






コンパクトな外観ながら、容量は36リットル。出張や短期の旅行、さらには通勤・通学には最適なサイズです。

メイン収納部は大きく、荷物が少ない時にはコンパクトに使える。しかしメイン収納部に着替えや荷物を大量に入れた時にはマチが大きく開いて、最大なんと20センチまで開くことができます。

このメイン収納部にたくさんの荷物を詰め込んだ時には、4本のベルトで絞ってしっかり固定してください。このベルトはワンタッチで開閉できるロック機構を備え、余ったベルトを束ねておくことができるゴム製ループも備えています。もともとバックパッカーの旅行用バッグとして開発されたバッグですから、この厚いマチと4本ベルトは「Classic」が末長く人気を誇っている理由のひとつです。














本体の内側にはノートパソコンやタブレットPC用の専用収納スリットを備えています。最大、16インチサイズのパソコンの収納が可能で、開口部がゴム式で収納したあとしっかりフィットしてくれ、収納部の左側が開放していて、出し入れがしやすい構造になっています。

またこのメイン収納部には小物の収納に最適なメッシュポケットを備えています。奥行きは12センチ。パソコンやデジタルデバイス用のケーブル、電源アダプター、貴重品などの収納に最適なポケットです。










そしてこのメイン収納部とは別に、大型の外ポケットを装備。開口部は32センチと大型で、A4ファイルや書籍、タブレットPCも入るサイズ。後述するメイン収納部に鍵を掛けた後にもモノの出し入れができることを考えた収納です。そのため、あえて内部には分類ポケットは設けずに、たっぷりの収納ができるように考えられています。





本体の側面にはクッション材を入れた手持ち用ハンドルを備えています。横幅4センチで、こちらもシンプルながら持ちやすさを考えたハンドルです。






徹底的にシンプルさを極め、バッグの総重量がわずか700グラムと超軽量。しかしそのパーツの中でもしっかりと作り込まれたのは定評のあるショルダーベルト。1センチの厚手のパッドを内部に挿入し、横幅は7センチ。重量のある荷物を収納した時にも肩に食い込みづらいのが特徴です。

厚手のショルダーパッドの裏側にはメッシュ素材を採用して熱や汗で蒸れづらい構造。ベルトの底面にはもちろん長さ調節用のアジャスターを備えています。











この「Cabin Zero」の長い人気の理由でもある開口部。長さ4センチの大型の金属製ジッパーはYKK製。そしてこの金属製ジッパーには市販のセキュリティーロックの取り付けが可能です。本体には付属しておらず、TSAロックなどご要望に合わせて取り付けができます。

また下の写真のようにこのバッグには「OKOBAN TRACKING」のIDタグを標準装備。このタグは全世界、224の国と地域で利用されているグローバルな遺失物発見連絡システム。バッグ固有のIDコードが金属製プレートに刻まれており、このコードを登録することで、万が一のトラブルの時に荷物を見つけやすくしてくれます。













Colors


CabinZero classicグレー








CabinZero classicオレンジ








CabinZero classicネイビー








CabinZero classicブラック














Interview


デザイナー・インタビュー CABIN ZERO 創設者兼CEO ニール・バーデン









すべての始まりは1993年、インド旅行から始まりました。世界は不況の真っ只中で、まともな仕事を見つけるのは困難な時代。そこで私はパスポートを手に、トラベラーズチェックにサインをし、巨大なバッグを背負って旅立ったのです。その旅は人生を変えるものでしたが、その時代の旅行用バッグは使いづらく、正直ひどいものでした。

インドには3度通ったのですが、私の「バッグ問題」は解決に向かいます。3度目のインド旅行で、もう巨大で不便なスーツケースやバッグを担ぐのにうんざりしていた私は、手荷物だけで移動できる大きさに荷物をダウンサイジングしたのです。

それ以来、私はこれを元に戻すことはありません。とにかく軽装で旅に出ることは開放的で、チェックインに要する時間を節約できたおかげで、出発前にビールを楽しむ余裕も生まれました。

その後、各航空会社は機内の持ち込み荷物の制限を設け始めたのです。荷物を預けるのに追加料金?各社の手荷物規定を定規とメジャーで測って比べる? もう勘弁してほしい。

だからこそ私は、実用的で信頼できる手荷物サイズのバッグが必要だと思いました。私の夢はシンプルで、軽量で、開け閉めするジッパーにはきちんと施錠できること。そして旅の過酷さに耐える優れた耐久性を持っている。そしていつも手元に置けるコンパクトなバックパックです。

しかしそんなものはイギリスでもアジアでも、ありとあらゆる店を探し回っても見つからなかったのです。人々の冒険旅行に耐えうる機内持ち込みサイズのバックパック。だから私は自分でそれを作ることにしたのです。







Recommendations






3244


バッグハンガーとカラビナ、ふたつの機能をまとめたら、もっと便利に、もっと広い使い方ができるコンパクトなツールになった。「Hero-Clip




2213


究極のバッグハンガー。平面な場所以外のさまざまな場所に対応して、耐荷重は15キロ。ワンタッチで引っ掛け、取り外し。「InstantBagHanger「Clipa」




9079


考えたのは心地よく背負えること、動きやすく、収納しやすいこと。そして驚くほどの軽さ。年齢を超えて使いやすいバックパック「banepaka ryukku




3709


上面が大きく開いて自立するスポーティーなシルエット。スーツやジャケット姿での使いやすさ、高い収納力のバックパックトート「TRIM backpack 03




9067


シルエットが美しい。ワンタッチで収納部を開閉。そして肩を優しく包み込むショルダーベルトを搭載した全く新しいバックパック「Dulles backpack