全長3.5センチ。親指と人差し指でしっかりつかめて、きちんと切ることができます。岐阜県関市の老舗メーカーより。

cohana 関の豆ばさみ

親指と人差し指でつまむことで安定して、きちんとしっかり切ることができます。全長35ミリの、とても小さなハサミ。サイズはミニチュアですが、優れた切れ味。刃物の産地として世界中から知られる岐阜県関市で昭和8年に創業されて以来、ずっと良質なハサミと刃物だけを手がけてきた長谷川刃物が作りました。

裁縫用の糸切りはさみとしてはもちろん、洋服のタグを外したり、お菓子の開封をしたりと、手元に置いて、ペンケースやお化粧ポーチに入れて置いて「ちょっと切りたい」の要望にきちんと答えます。

持ち運びの時の刃先を守るために、牛革で作ったケースも付属。指先で摘んで、軽い力でもしっかり切れるハンドル部分には、Cohanaブランドの印である絹のタッセルをつけました。





針を手に持って、布地に糸をくぐらせてゆく。着慣れた衣類をなおしたり、飾ったり、新しいものを作ったり。衣服や袋物など大きなものを作り上げなくても、ほんの少しだけ手を加えることで広がる楽しさが手芸やソーイングの世界にはあります。そしてちょっとした手仕事をもっと楽しんでいただくのに大切なのは、良い道具を使うこと。

そんな考え方から作られた、新しい手芸道具のブランドが「Cohana」(こはな)。創業60年を超える東京・日本橋の老舗手芸道具メーカーとして広く名を知られる KAWAGUCHI が作った、手作業のための道具。

このコンセプトの新しい裁縫道具「Cohana」から生み出された「関の豆ばさみ」。日本の伝統的なモノづくりから生み出された高い品質を、ぜひあなたの生活の中でもお役立てください。タッセルは4色、特別なギフトボックスに入れてお届けしますので、裁縫や文具が大好きな方への贈り物にも最適です。


Sizes


3.5×3×1.5cm

Weight


17グラム

Material


本体:ステンレス刃物鋼・ABS樹脂
ケース:牛革
タッセル:絹

Country of Manufacture


日本製

Manufacturer


ハサミ:長谷川刃物(岐阜県関市)
タッセル:今里(福岡県八女市)

Brand Name


Cohana(こはな 日本)

Producer


株式会社KAWAGUCHI(東京・日本橋)







Product Guide


全長はわずか35ミリ。軽い力でしっかりつかえる豆はさみです。











「cohana 関の豆ばさみ」はそのサイズがわずか35ミリ。重量は17グラムと、ペンケースやお化粧ポーチの隙間にも入ってしまうほどの大きさ。しかし指で摘むように持って、軽い力でカットすることができます。

出先で「ちょっと切りたい」に答えてくれる、豆はさみ。職人がひとつひとつ、微調節を繰り返しながら、はさみの噛みあわせで切れ味を調節しています。

















Cohanaでは他にも「庄三郎 伊賀くみひもの糸切ばさみ」も揃えています。ぜひ組み合わせてお使いください。









Product Guide


「Cohana」には、伝統的な日本のモノづくりが息づいています。











岐阜県関市で刃物が作られ始めたのが、鎌倉時代。700年以上も前のことです。この場所には良質な粘土質の土と、長良川、津保川という水に恵まれた場所。日本一の名刀の産地として繁栄した場所です。

この場所で昭和8年に創業した長谷川刃物はハサミを中心に製造を手掛けてきたメーカー。家庭用、手芸ようのハサミの製造メーカーとしてはトップシェアを誇る会社です。














絹糸の房は福岡県八女市で房や結びを専門とする今里が制作。とても小さな房作りはたいへん高度な技術のいる作業。美しい光沢の絹糸でできた房が、この「cohana 関の豆ばさみ」をチャーミングに仕立ててくれます。カラーは4色からお選びください。
















「Cohana」が追い求めたのは、卓越した最高品質の道具を作る、と言うこと。長く使っていただきたいお道具だからこそ、素材や産地を徹底的に追及しました。この糸切りバサミの他にも、岩手、奥州市の南部鉄器をし素材に使用した文ちん、和歌山のヒノキを使ったピンクッション、長崎県の波佐見焼を使用したマグネットスプールなど。もっとも優れた技術を探してまわるうちにたどり着いたのは、各地に点在する「日本の技術」でした。

伝統的工芸と地域産業の卓越した日本の技術から生まれる「手芸のための道具」を、創業から60年、東京日本橋に本社を置く老舗の手芸道具メーカー、KAWAGUCHIがプロデュースし、ひとつひとつ手作業で、丁寧に作り上げたのがこの「Cohana」ブランドの道具たちです。









Product Guide


テーマカラーには、四季の移ろいが感じられる日本の伝統色を採用しました。









「Cohana」のテーマカラーは4つ。日本の四季おりおりを感じさせてくれる、4つの「日本の伝統色」を採用しました。

例えばこの巻尺に採用したのは、露草色(つゆくさいろ)。露草の花の色で、この花をすった汁を青花といい、染色の下絵を描くのに用いました。昔の日本人はこれを着草と呼び、これで衣を染めたこともありました。

そのほかにも、黄水仙(きすいせん)、薔薇色(ばらいろ)、水浅葱(みずあさぎ)。それぞれの色合いは派手になりすぎず、長くお使いいただくことを考えて選びました。ひとつのカラーで統一しても、そして様々な色合いとの組み合わせてお楽しみいただくことが出来ます。ぜひあなたのお気に入りの色合いを見つけてください。



黄水栓(きすいせん)は水仙の花の明るい黄色。見ているだけで心を弾ませ、楽しい気分にさせてくれるカラーです。水仙の花の名の由来は、「清楚な姿が仙人のようだから」だと言われています。

薔薇色(ばらいろ)はバラの花の色。日本では、良い事ずくめの明るい想像を「薔薇色の未来」などと表現します。ピンクの薔薇の花言葉には、「しあわせ・感謝・上品」などがあります。

水浅葱(みずあさぎ)緑みがかった淡い青色を水浅葱といいます。淡く染めた藍染の色を水浅葱と呼ぶこともあります。山間の透きとおった水を連想させる、さわやかなカラーです。

露草色(つゆくさいろ)は露草の花の色。この花をすった汁を青花といい、染色の下絵を描くのに用いました。昔の日本人はこれを着草と呼び、これで衣を染めたこともありました。









Package


贈り物にも最適なギフトパッケージに入れてお届けします。











パッケージサイズ:10×10×6.3cm 製品のことがよくわかる日本の解説つき








Colors








cohana 関の豆ばさみ つゆくさいろ







cohana 関の豆ばさみ みずあさぎ







cohana 関の豆ばさみ きすいせん








cohana 関の豆ばさみ ばらいろ








Interview


プロデューサー・インタビュー 株式会社KAWAGUCHI、Cohana企画チーム、志知希美さん、弓矢咲子さんにうかがいました












この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


携帯用の裁縫道具の中に入れる小さなはさみを企画していました。

市場で販売されている裁縫道具にセットされたはさみは、切れ味があまりよくないものが多かったので、小さくても切れ味がよく、愛着がもてるようなはさみを探しました。

そこで刃物の町、岐阜県関市の長谷川刃物さんの親指と人指し指でつまむだけでカットできる小さなはさみに出逢い企画がスタートしました。




最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


この長谷川刃物さんのはさみをどうCohanaらしくするかを考えました。

ハンドルをCohanaのオリジナルカラーの落ち着いたブラウンにし、そこに2㎝ほどの小さな絹糸で作った房と指先ほどの牛革のはさみケースを付けました。パッケージにも小さなCohanaの丸いタグを付け、全て豆サイズにすることでかわいらしさが増しています。

商品名もミニばさみ、極小ばさみなどいろいろな案が出ました。日本では、豆皿や豆本など「小さい」という意味で「豆」がよく使われるように、「豆ばさみ」にするとCohanaのイメージにぴったり合うと思い、「関の豆ばさみ」に決まりました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


「どこまで小さく・良く切れるはさみを作れるか」という老舗はさみメーカーの遊び心からうまれた、かわいく・切れ味も良いはさみです。

このはさみは刃物ではなく、職人がひとつひとつ、はさみの噛みあわせで切れ味を調節しています。小さいからこそ繊細な調節が必要になり、この微調整によって切れ味のいいはさみが作り出されています。

絹糸の房は福岡県八女市で房や結びを専門とする今里(いまさと)さんに製作してもらっています。小さな房作りはとても細かい作業になり、大きな手の職人には作業が難しいそうです。美しい光沢の絹糸でできた房がより一層、豆ばさみのかわいさを引き立ててくれます。

革のはさみケースには柔らかい牛革を使用し、職人がていねいにミシンで縫製しています。そこにCohanaのロゴを焼印していくのですが、焼印は焼く秒数で仕上がりが大きく変わるため、職人が革の質、厚さで焼き時間を調節し、美しい焼印に仕上げています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


全て豆サイズというところが、まずかわいいと思わせる魅力のはさみですが、かわいいだけではなく、ちゃんと機能も果たしているところがもっと魅力です。

携帯用の裁縫道具に入れる糸切りばさみとしてはもちろん、洋服のタグカット、袋の開封など、さまざまなシーンで使える便利な豆ばさみです。

小さいので、ペンケースやメイクポーチなどに入れて持ち歩いて頂くと、ちょっとした時に活躍してくれます。

パッケージも小さいけれど、しっかりした箱型にこだわり、プチギフトにもおすすめしたい「関の豆ばさみ」です。






Recommendations










身長9センチ。津軽の伝統的で高度な製造方法をそのまま使い、青森県黒石市の職人が手芸に便利な針入れをつくりました。「こけしの針入れ






表面にカットを施すことで生まれる美しい模様。ガラス工芸の場所で知られる北海道小樽の「切子」で針仕事のためのピンクッションを作りました。「小樽切子のピンクッション







やさしい色合い、直径はわずか7ミリ。誰もが一度は遊んだことのある繊細で綺麗な「おはじき」を施し、針仕事が楽しくなるマチ針をつくりました。「おはじきの待針







筆記具や文具、楽器のメンテナンス道具、編み物道具などに対応できる、趣味の道具入れをつくりました。良い肌触りと耐久性の三河木綿の刺し子を使用。「三河木綿の巻き道具入れ







高級ドレスシャツに使われる、あこや貝の貝ボタンを使って作りました。直径1.2センチ、小さくで繊細、そして美しい輝きのお花のプッシュピン。「貝釦のお花のプッシュピン







世界にその名を知られるハサミの名品、庄三郎。伊賀のくみひもを組み合わせて、モダンな糸切バサミを作りました。「庄三郎 伊賀くみひもの糸切ばさみ







やさしい色合い、直径はわずか7ミリ。誰もが一度は遊んだことのある繊細で綺麗な「おはじき」を施し、針仕事が楽しくなるマチ針をつくりました。「Cohana






携帯用のソーイングセットに入れていただきたい。わずか15ミリの小さな針山。ヒノキを枡を作る技術をのままで組み合わせてつくりました。「豆枡の針山






裁縫道具、いつものお薬や目薬、アクセサリーやスマホのケーブルも。開いてそのままトレーとしても。植物タンニンだけでなめされた白なめし革の巾着。「白なめし革の巾着






刺繍を愛する人のために作りました。鳥取の智頭杉をひとつひとつ手作業で曲げて製作。刺繍道具や裁縫道具を収納しておくための曲げわっぱの道具箱。「曲げわっぱの刺繍道具箱







ボタンをモチーフにした、洋裁に必要な文鎮。70年の歴史ある東大阪の金属加工メーカーと、日本橋の老舗手芸メーカーが一緒に作りました。「真鍮の文鎮







古くから使われてきた竹尺の優れた視認性、メモリの読みやすさを、素材を真鍮に変えて、より扱いやすく、長持ちに。高度なレーザー加工技術で実現。「真ちゅうの竹尺







編みかけ、作りかけの手芸作品と裁縫道具、あみ棒や毛糸を収納。持ち運びのためのプロジェクトバッグを、新しい和紙で作りました。「手染和紙のプロジェクトバッグ








Brand Story









品質の良い、きちんとした道具を使うことが大切。ものづくりに携わる方、ものづくりを趣味にされている方なら、みなさん良く認識されていることでしょう。

針を手に持って、布地に糸をくぐらせてゆく。着慣れた衣類をなおしたり、飾ったり、新しいものを作ったり。衣服や袋物など大きなものを作り上げなくても、ほんの少しだけ手を加えることで広がる楽しさが手芸やソーイングの世界にはあります。そしてちょっとした手仕事をもっと楽しんでいただくのに大切なのは、良い道具を使うこと。

そんな考え方から作られた、新しい手芸道具のブランドが「Cohana」(こはな)。創業60年を超える東京・日本橋の老舗手芸道具メーカーとして広く名を知られる KAWAGUCHI が作った、手作業のための道具。

例えば糸切りバサミなら切れ味良く、手にしっかりフィットすること。巻尺ならメモリがはっきりと見やすく、引き出しやすく巻き込みもスムーズであること。道具としての使いやすさはもちろん、長く使えることを考えて、その素材や製造方法から吟味して作った道具です。

そして、ただ無骨な道具になってしまうのではなく、これから新しく手芸やソーイングの世界に入ってこられる方にもその楽しさが伝わるように。そして長く親しんでこられた方にも、ひとつあるだけで、小さな花が咲いたように裁縫箱が華やぐように。そんな気持ちを込めて作ったのが、新しい裁縫道具「Cohana」です。

「Cohana」が追い求めたのは、卓越した最高品質の道具を作る、と言うこと。長く使っていただきたいお道具だからこそ、素材や産地を徹底的に追及しました。伊賀の組紐を使った糸切りバサミ、岩手、奥州市の南部鉄器をし素材に使用した文ちん、和歌山のヒノキを使ったピンクッションなど。もっとも優れた技術を探してまわるうちにたどり着いたのは、各地に点在する「日本の技術」でした。

贈った方へのあなたの気持ちが伝わるように。「Cohana」はすべてのアイテムが、特別にデザインされたギフトパッケージに収納されています。また贈った方にこの「Cohana」のことがよく分かる商品説明とブランド解説が付属しています。また複数のアイテムをひとつのパッケージにしたギフトセットも用意しています。

裁縫を長く趣味にされている方、お仕事にされている方はもちろん、本物の道具を最初から使っていただきたい初心者の方へ。これから手作業のもの作りに挑戦していただきたい方への贈り物として、ぜひこの「Cohana」を贈り物にお役立てください。